【保存版】塗装できる屋根・出来ない屋根とは❓見極め方と正しい対処法

神奈川県横浜市 屋根塗装 施工後 (2)

屋根塗装のご相談を受ける中で、よくいただく質問のひとつが
「うちの屋根は塗装できるんですか?」というものです。

実は、すべての屋根が塗装できるわけではありません
材料の種類や劣化の状態によっては、塗装では対応できない屋根もあるのです。

この記事では、塗装できる屋根・できない屋根の違い、見極めのポイント、そして塗装以外の対処法について、株式会社エス・イノベーションの視点から分かりやすく解説します。

目次

まずは把握しよう‼︎屋根材の種類

住宅の屋根材には、さまざまな種類があります。代表的なものは以下の通りです。
• 化粧スレート(コロニアル・カラーベスト)
• 金属屋根(ガルバリウム鋼板、トタンなど)
• 粘土瓦(和瓦・洋瓦)
• セメント瓦・モニエル瓦
• アスファルトシングル
• 天然スレート

それぞれ塗装の可否やメンテナンス方法が異なるため、素材を知ることが第一歩です。

塗装できる屋根材

◎ 化粧スレート(コロニアル・カラーベスト)

日本の住宅で最も多く使われている屋根材です。定期的な塗装が必要なタイプで、適切なタイミングで塗り替えることで寿命を大きく延ばせます。

注意点として、2000年以前のスレートにはアスベストが含まれている可能性があるため、業者の診断が重要です。

◎ 金属屋根(ガルバリウム鋼板・トタンなど)

金属系の屋根は軽量で、耐震性も高く、塗装によるメンテナンスが効果的です。
ただし、サビや穴あきが進行している場合は塗装より張り替えが必要なケースも。

◎ セメント瓦

セメント系の瓦は塗装で保護できます。表面の防水機能が経年で失われるため、10〜15年ごとの塗装が推奨されます。

◎ アスファルトシングル(一部製品)

表面が剥がれていなければ塗装は可能ですが、製品の種類によっては非推奨のケースもあるため、専門業者の判断が重要です。

塗装が出来ない屋根材・注意が必要な屋根材

✕ 粘土瓦(和瓦・洋瓦)

瓦自体に塗装の必要はありません。釉薬によって焼き上げられており、塗装しても定着せず、すぐに剥がれてしまうため、基本的に塗装はNGです。

メンテナンスは瓦の差し替えや漆喰の補修、または棟の積み直しといった工事になります。

✕ モニエル瓦

見た目はセメント瓦に似ていますが、表面にスラリー層という特殊な塗膜があるため、これをきちんと除去しないまま塗装するとすぐに剥がれる原因になります。

※特殊な下処理をすれば塗装可能なケースもありますが、経験のない業者では危険です。

✕ 劣化が激しい屋根材

屋根材の種類に関わらず、割れ・欠け・反り・素材の層剥離などが進んでいる場合は塗装不可です。
特にスレート屋根で、屋根材そのものが脆くなっている場合は、塗装をしても塗料が密着せず、すぐに剥がれてしまいます。

この場合は、カバー工法や葺き替え工事を検討するのが正しい判断です。

塗装か張り替えか❓迷ったらプロの診断を‼︎

屋根の種類と状態によって「塗装でいいのか?」「もう葺き替えか?」を判断するのは、見た目だけでは難しいことがほとんどです。

株式会社エス・イノベーションでは、経験豊富なスタッフがドローンや目視点検を駆使して正確に屋根の状態を診断し、お客様にとって最も適切な方法をご提案しています。

また、塗装できない屋根材でも、“見た目だけ塗ってしまう”悪徳業者が実在するため注意が必要です。

塗装ができるかどうかは、素材と状態で決まる‼︎

屋根塗装は、見た目をキレイにするだけでなく、建物を守る大切な工事です。
しかし、どんな屋根でも塗装できると思って工事すると、すぐに剥がれたり、雨漏りの原因になったりするリスクも。

屋根材の種類と現在の劣化具合によって、「塗装」「カバー工法」「葺き替え」のいずれが適切かを、プロの診断で見極めることが何よりも重要です。

株式会社エス・イノベーションでは、横浜市を中心に屋根点検から塗装・カバー工法・葺き替えまで一貫対応しております。
「うちは塗装でいけるのかな?」と少しでも不安な方は、ぜひ無料の屋根診断をご活用ください!

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