このたび、某施設内にて床の全面改修工事を行いました。
お客様からは「清潔感と高級感のある印象にしたい」「表面の凸凹をなくして、美しい仕上がりを実現したい」とのご要望をいただきました。
今回は、床のレベリング(下地調整)から、フロアタイル施工までを一貫して対応。
作業風景のビフォー・アフターも掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
工事のきっかけとお客様のご要望
工事をご依頼いただいた建物では、以前の床が経年劣化で波打ちやレベル差が目立っており、歩行時の違和感や美観の低下が課題となっていました。
お客様より、
• 凹凸をしっかり補修し、見た目も滑らかにしたい
• 汚れにくく、掃除しやすい床材にしたい
• 高級感のある空間づくりを目指したい
といったご希望が寄せられたため、
今回は「セルフレベリング材による下地調整」と「大理石調のフロアタイル施工」のご提案をいたしました。
施工の流れと工程
①既存床の下地処理と工程
まずは既存床の点検を行い、段差やクラック(ひび割れ)を丁寧に確認。その後、表面を清掃し、プライマーを塗布。
そのうえで「セルフレベリング材(通称:レベラー)」を使用して、床全体を均一にならしていきます。
このレベリング作業は、見た目以上に重要な工程であり、フロア材の接着性や耐久性に大きく影響します。
一見平らに見える床でも、実際には1~3mm程度の高低差があるケースが多く、フラットに整えることで後の仕上がりが格段に向上します。


②フロアタイル施工【大理石調】
下地が完全に乾燥した後、大理石調のフロアタイルを1枚ずつ丁寧に貼り付けていきます。
タイルは厚みと耐久性があるタイプを選定し、施工後の浮きや剥がれを防止しています。
タイルの柄合わせや目地のズレにも配慮しながら、自然な仕上がりになるよう調整。
特に光が差し込む窓際は、反射が強く見た目の印象にも影響するため、慎重に施工しています。


③施工完了・仕上がりチェック
施工完了後は、床全体の仕上がりを最終チェック。浮きや接着不良がないか、踏み心地や表面の状態を確認し、お引き渡しとなりました。

また、今回のフロアタイル施工に続いて、巾木(ソフト巾木)や間仕切りの施工も今後予定しております。
巾木は、壁と床の取り合い部を美しく納めるだけでなく、掃除中の壁面の傷つき防止や見た目の一体感にも大きく寄与します。
さらに、間仕切りを設けることで空間を有効に活用でき、目的に応じたレイアウト変更やプライバシー確保も可能になります。
完成後には、より快適で機能的な空間に仕上がる予定です。
施工後の効果・お客様の声
施工後、お客様より以下のようなお言葉をいただきました:
「床の印象だけで、空間全体がとても広く、明るくなりました」
「施工中の対応も丁寧で、安心して任せられました」
「今後、別の部屋の床張り替えもお願いしたいです」
床面は視界に大きく入るため、改修による印象の変化は非常に大きいです。
今回のように、下地調整からしっかり行うことで、見た目だけでなく耐久性や安全性の面でも高い効果を得られます。
店舗・ご自宅リフォームはお任せください
当社では、一般住宅・店舗・オフィスなど、様々な建物に対応した床リフォーム工事を承っております。
施工前の現地調査から、下地の状況確認、最適な床材のご提案、丁寧な仕上げまで、ワンストップで対応いたします。
「床の段差が気になる」「見た目を一新したい」「耐久性のある床材にしたい」など、どんなご要望でもまずはご相談ください。